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新刊書籍のご紹介

この度、月刊インドネシア2025年5月号でご寄稿いただいたアジア技術交流協同組合(ASEA)が『はじめての「外国人材受け入れプロジェクト」』を出版しました。外国人材受け入れに関する制度や実務に関するポイントをわかりやすく解説されており、外国人材受け入れを検討する企業・団体にとってもオススメの一冊としてご紹介します。

新刊書籍紹介
『はじめての「外国人材受け入れプロジェクト」』
下茅 亮・著 ダイヤモンド社・発行  価格:1,650円(税込)

 

日本で雇用されて働く外国人の数は、230万2587人(2024年10月末時点)。1年前の同じ調査では204万8675人だったのが、わずか1年の間に25万3912人も増加しています。その中でも突出的に増加しているのが「特定技能」で入国される方たちです。2023年は13万8518人だったのが、わずか1年で20万6995人、実に49.4%も増加しています。「技能実習」は、5万8224人(14.1%)増というこちらも驚きの数字です。つまり、「技能実習」と「特定技能」いずれかの在留資格で日本にやって来る人の数が近年爆発的に増えているということです。

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技能実習生の国籍別の割合は、ベトナムが46.3%と全体の約半分を占め、次にインドネシアが21.4%、ミャンマーとフィリピンが8.2%という順になっており、インドネシア人技能実習生の受け入れは特に増加傾向にあります。技能実習制度をはじめ様々な制度のもとで、企業や地域社会におけるインドネシア人材が果たす役割はますます重要になっていますが、同時に受け入れる日本企業にも多様な人材との協働を実現するための基礎知識や準備が求められています。

そんな今、実務ガイドとして「はじめての外国人材受入れプロジェクト」が活用できます。技能実習制度におけるインドネシア人材の受け入れを例に挙げ、外国人材を受け入れる際の仕組みやプロセスについて具体的に解説されており、実際の運用における手順やポイントについても丁寧に説明されています。受け入れに際して抱えやすい疑問点に対する解答をQ&A形式でまとめているなど、これから外国人材受け入れを検討される企業や団体、初学者にも分かりやすい内容です。

「はじめての外国人材受入れプロジェクト」は、実務的な情報だけでなく、外国人材との協働を支える考え方についても触れており、多様な人材とともに歩む企業や地域のための道筋を示すガイドとして、多くの場面で活用できる内容となっています(アジア技術交流協同組合ASEA)。

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